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食べられるようになるまでの道-6

本日最終回なり。このシリーズを長々と読んでくださいましてありがとうございました。


ぱんぱかぱ~~~ん!
2月18日、ついに終わりの日が来ました。本日でLogopaedie(言語療法)のクリニック通いが終了です。

つまり、コジロウはもうほとんど問題なく飲食ができる、ってことです。
おめでとう、コジロウ!

昨年の9月24日にMagensonde(ミルクを胃に流すためのチューブ)が外れ、離乳食を食べ初めて5ヶ月半ほど。
やわらかいものなら固形物でも食べられますが、まだ硬いもの(生の人参やリンゴなど)は飲み込むことはできません。それでも白米も少しお湯を足してやわらかくすれば食べられますし、大人の食事から取り分けして食べられるようになりました。
離乳食の終了が近づいてきています。

普通の赤ちゃんでも生後6ヶ月から離乳食を始めて完了まで半年くらいはかかりますよね。そういう意味では食べ初めてからは順調に進んできたと思います。


なので、1歳3ヶ月頃くらいからの【訓練最終調整期】はほとんど訓練的なものはなく、よりスムーズに食べられるようになるよう、アドバイスをもらってきたような形でした。
そしてコジロウはより多くのカロリーを摂取して体重を増やさなければならないので、栄養士さんに特別な食事プランを作ってもらい、これにしたがって食べ物を用意しました。


一応、記録までにその過程を羅列します。
(食事プランの詳細は省きますが、これがまたけっこう面倒でした・・・。食事にプラスする栄養剤(?)やミルクは、かかりつけの小児科医から処方箋をもらって薬局で購入。三度のご飯に栄養剤やオイル、お砂糖などを添付したりしました。)


・10月初旬
食事量がすすまない。70グラムほど。水分もほとんど摂らず。

・10月中旬
糸切り歯にあたる歯が生えてきた。現在8本。左右上下ともに出揃えば12本。

・10月下旬
少しだけビスケット的なものも食べられるようになった。口の中で溶かして飲み込むが、落として遊んだりもするので食べ物という認識はないようだ。

・11月初旬
ちょっとだけお米粒を食べた!!頑張ればいけるものだ。機能的にはいけるのだから、後は慣れ。でもこれが難しい。とにかく好き嫌いがあってなかなか新しいものは食べない。バナナのつぶしたのでさえ何度もチャレンジしているが、食べるときと食べない時がある。
水分は相変わらずジュース類、水、お茶を受け付けず。

続いて、食パンなどやわらかいパンなら少し食べられるようになった。


・11月中旬
久しぶりのLogopaedieで経過報告と、新しい提案を受ける。

噛むことといろいろな味を覚えさせるため、
1:お蔵入りとなっているネットがついたスプーンを使うことを提案される。
これがうまくいけば次週から小片入りのものをネットで与える。

2:リンゴや人参のスティックなどを与える。

3:パンに興味がありそうなので、小片にしてそれにほんの少し果物のピューレをつけたり、パンをミルクにひたしたものを与える。


結果、惨敗。ネット付きスプーンはとにかく嫌なようで、結局一度も使うことは無かった。
2は、どちらも口に入れるがすぐに出すのでかじることはなし。
3のパンも、パンがピューレやミルクで濡れると嫌なようで、一切食べない。カロリーをたくさん摂取しなければならないのでバターやジャム(離乳食では考えられない!)、ぬるタイプのチーズやぬるタイプのレバーなども薦められたが、全てダメ。


・12月中旬
ようやくいろいろな種類のものが食べられるようになってきた。
皮をむいたバナナを初めて自分で持ってかじりついた。
少しかじることを覚えたので赤ちゃん用クッキーを食べるようになった。好き嫌いが激しいくせに、レープクーヘンとかシナモンの利いたクリスマス用ビスケットを食べる。なんじゃそりゃ。


・1月上旬
御節の煮物に入っていたジャガイモを食べた。やわらかく煮てあったとはいえ、ほぼ初めての固形野菜。
パンは固めのものでもしっかり歯を使って食いちぎって食べる。
ジャガイモ、人参、カボチャをピューレ状にしたものは今までは市販の瓶詰めしか食べてくれなかったが、ママ手作りでも食べてくれるように。


・1月中旬
日本のお菓子、特にお煎餅が大好き。最初硬くても噛んでいるうちに口の中で溶けるからか、食べやすいようだ。
食事量はさほど増えていない。そしていつも遊びながら食べる。両手にパンを握らせれば口を開けて食べるが、その要求が満たされないとご飯も食べない。やはりまだ食事の意味を理解していないのか?


・1月下旬
びっくりするくらいすごい食欲。そしてなんでも食べられるようになった。肉じゃがもそのまま固形で食べたし、少しやわらかくすればお米も食べる。バナナは初めて1本全部食べた。
今はまだ食材を小さく刻んで少しとろみをつけてご飯やパスタに混ぜているが、内容としては大人と同じものを食べる。


・2月中旬
風邪をこじらせて入院騒動となる。ほとんど飲食をせず、体重は700gほど一気に減少。点滴のお世話になってようやく復活。また食欲も戻り、夫てづくりの納豆ももりもり食べる。

硬いもの(生のリンゴ、生の人参など)がまだ飲み込めない(かじって小さく砕くことはできるが、飲み込めずに口から出してしまう)という問題も残っていますが、それは引き続き訓練を続けていくということになりました。


特にこれ以上の問題が発生しない限り、1年と1ヶ月通ったLogopaedieは終了です。



長かったです。
ここに最初に来た時は1滴もミルクが飲めず、食べ物は断固拒否状態だったコジロウ。これでまたひとつ、コジロウは元気になっていきます。病院通いがひとつ減ったということで私もほっとしました。お疲れ様でした、自分。


最後に先生と握手を交わし、記念に写真を撮らせていただきました。先生ありがとうございました。
コジロウはまだ何もわからないんだよね。別れの時も何事もなかったかのようにいつものように去ってきて。でも、いい先生に巡り逢えたんだよ。コジロウは先生をとても気に入っていたと思います。訓練中、家では絶対に口を開かなくてもここでは笑顔を見せて口を開いていたこともありました。多くの人に助けられてここまで来たね。いつかコジロウが大きくなったら、この話をしたいと思います。




Dscf2096

がぶ~~~っ こんな硬いパンも食べられるんだいっ。



健康的な身体作りのためには食事が基本だと私はいつも考えていました。ちゃんと噛んでおいしくいただくことは肉体的にも脳にとっても大切なこと。ですから、コジロウの嚥下障害に私はひどく焦りを感じたり心を痛めたりしました。
同じような障害の子供を持つ親御さんたちの心労はいかばかりかと思います。


コジロウが突然飲んだり食べたりするようになったことを、私は奇跡だと記しました。今でももちろんそう思える部分もありますが、今考えると、ここにたどり着くまでに要した時間はある意味必然だったのかもしれません。

一度失われた「生きるために口から飲食をする」という本能を取り戻すにはコジロウは小さすぎて、成長を待たなくてはいけなかったのかもしれません。
もしかしたら、食べ物が食べられるようになったのには歯が生えてきたのが関係しているのかもしれません。
自ら欲して初めて水を飲んだのは、あの夏の暑さがあったからかもしれません。
大人やコタロウが飲食する姿を真似したのだとしたら、“真似をする”ことができるまで脳が育つのを待つ必要があったのかもしれません。

全ての歯車がうまくまわったことで、ここにたどり着けたのだと思います。
そして親はたどり着くことができるよう導いていくのです(今だから偉そうに言いますが、当時はけっこうイラっとしてました(笑))。



さ~~~どんどん食べて遅れを取り戻すかのように逞しくなってくれ、という思いはもちろんありますが、これからもコジロウに関しては万事このような調子なのかもしれません。ゆっくりと、コジロウが必要なだけの時間をかけて、のんびりのんびり、それでも着実に成長していくのです。



おしまい。

最後まで読んでくださってありがとうございました。




Dscf2099

ちなみにこのフランスパン、コジロウの上半身くらいありま~す。デカイ!




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コメント

うおこさま

こじろうくん、食べられるようになってよかったですね。私のところでは、同じくらいの年の孫が実家に遊びに来ていて、自由奔放に食べています。

ブログ村の海外ブログでご活躍中のブログを知りました。私は去年の夏に初めて友人が住むベルリンに行きドイツを訪問しました。私自身は、アメリカで留学と現地企業で働いた期間の合計が10年ほどあります。

実は、最近私もブログを立ち上げました。電子書籍と読書に関するサイトですが、海外の方々が日本語の本を読むのに苦労されていることを聞きました。わたしも、アメリカにいた頃はずいぶんと日本語の雑誌や本を読めないことに不満がありました。

今回、色々と調べていたところ、日本語の電子書籍が海外のアマゾンでも買えるようになったことが分かりました。私自身も同じ状況だったので、それを皆さんにお知らせしています。もしよろしかったら、こちらの記事を参考にして下さい。

海外在住の方が日本語の本を購入して読書三昧する方法
http://d-mado.link/1wBIhNu

それから、この状況の改善をアマゾンに要望するため、海外で日本語の本を読む状況をアンケートしています。よろしかったら、ご協力いただけるとうれしいです。

海外から日本語キンドル本を読む:アマゾンへの要望にご協力下さい
http://d-mado.link/1N4DiPQ

是非お友だちにもお知らせください。
ありがとうございました。

大山

>大山さま

はじめまして。コメントありがとうございました。
同じ年頃のお孫さんがいらっしゃるんですね。小さな子が元気にたくさん食べる姿をみると、こちらまで嬉しくなってしまいますよね。

電子書籍の情報、ありがとうございました。
確かにこちらでは日本語の書籍を入手するのは難しいです。海外にいるのだから当たり前といえば当たり前ですが、子供用の本も全て日本から送ってもらっています。
電子書籍を私自身は利用したことがなく、子育て真っ最中の現在は読書の時間をとることも難しい状況ではありますが、読書好きの方には紙媒体以外で読むことが可能な環境というのは素晴らしいことと思います。
知人に読書好きの方がおりますので、お知らせいたします。

うおこさま 本当に子供の力って凄いですね!!おめでとうございます。
長い道のりのようですが確実に成長しましたね〜
まだまだ色々なことがあるでしょうが、まずはまた一山クリアしましたね〜
家族4人でどんどん越えていけますね。
またお会いできる日を楽しみにしています。

そうそう、パパママの健康も祈っています。

>美遊さん

そうですね、ゆっくりとでこぼこ道を歩いて、時には山を越えているような感じです。
コジロウはまた風邪をひいてしまって、なかなか「いつも元気です!」とは言えない状況なのですが、いつかコタロウのようになるかな、と。
あ、コタロウは心配無用なくらい元気です。

美遊さんも最近の調子はいかがでしょうか。もうすぐ寒い冬も終わりますね。のどかな春をお迎えくださいませー。

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