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食べられるようになるまでの道-2

コジロウが食べ物を食べられるようになるまでに行った訓練、今日は【第二訓練期】の様子をお届けします。
(長文になりますので興味のある方だけどうぞ。)



【第二訓練期】


生後6ヶ月を迎え、離乳食を開始することにしました。
水ですら1滴も飲まないのに、離乳食ってありえない・・・。でもそれは私が希望し、医師はそれを尊重してくれました。もしも私が希望しなくても、このあたりのタイミングで始めたことと思います。たとえ今現在食べ物が食べられなくても、成長が遅い子だとしても、医師の考えとしては普通の子と同じ自然な経過を取るのが良いと考えていたと思います。



訓練方法(最初の1ヶ月):

まずスプーンを唇につけてみる。可能ならば口の中へ入れてみる(決して無理強いしないこと)。次に第一訓練期と同じ作業を繰り返す。
哺乳瓶を見せながら指でミルクを下唇につける。もしも嫌がらなければ哺乳瓶をくわえさせる。

哺乳瓶にはミルクを少し入れる。たくさん入れてしまうと、コジロウが見た時に「あ、こんなにたくさん飲めない!」と拒否反応を起こしてしまうかもしれないので「これくらいなら可能かも・・・」と思わせる程度に。私は20~30ml程度入れていました。

乳首の穴からミルクが自然に垂れてこないよう、Breiを少量混ぜる。
Breiとは稗や粟、麦などの穀類を粉末状にしたもので、ドイツではお湯に溶かして離乳食に使われています。
Breiを少量混ぜると赤ちゃんが哺乳瓶を吸わないとミルクが出てきません。ミルクを吸って、呼吸して、の作業をコジロウのペースでできるようにするためです。自然に出てくると呼吸と飲み込む作業が上手にできないコジロウがパニックになってしまうからです。

また、哺乳瓶の乳首はおしゃぶりと同じ素材で穴の小さいものを使用するよう指示されました。
この頃のコジロウは寝るときのみおしゃぶりを使っており、どういうわけかおしゃぶりだけはせっせと吸っていました。恐らくおしゃぶりは吸っても空気が流れてこなかったのかもしれません。

それと、できるだけコタロウと一緒の食卓につくこと。コタロウがスプーンで食事しているのを見せ、スプーンを握らせたり、水でもスープでもケチャップでもなんでもいいのでほんの少しだけ口に入れる。通常の赤ちゃんの離乳食の進め方はコジロウには適用しないので、毎ミルクごとに何かしらの食べ物を与えること。食品はとにかく何でもいいので試してみて、本人が興味あるものを探ること。
大切なのは、コジロウが食事に興味を示すこと、ミルクの時間は楽しいものだと思わせること。



コジロウの反応:

スプーンを口に入れても嫌がらずに舌で遊ぶ。ただし飲食物は飲み込まずに全部ヨダレとともに出してしまう。哺乳瓶は時々吸うようになった。

しかし水分ですら決して飲み込むことはしないし、日を追うごとに口に入れたものを「ぶーっ」と出してしまうので訓練が進んでいるように思えませんでした。
しかし医師的には、スプーンも哺乳瓶も指(ママの指)も口に入れてもそんなに嫌がっていないので、このまま訓練を続けていけると考えていました。
私から見ると食事を嫌がっていると思われましたが、医師の見たところではゆっくりではあるが順調に進んでいるとのこと。ぶーっとやっていても唇を突き出しているし顎をひいていないので、遊んでいるだけではないかとのこと。


離乳食を開始してから2週間くらいして、おしゃぶりを嫌がり全く使わなくなりました。

離乳食開始から1ヵ月後。非常にゆっくりではあるけれど順調にすすんでいるので、医師はコジロウはいずれ飲んだり食べたりできるようになると私に言いました。私にはほど遠いように思えましたが、とにかくトレーニングあるのみ!


食べないのにはスプーンの形状、素材も関連しているかと思い、日本からピジョンのスプーンを取り寄せてみました(今は製造終了しているようです)。


口を大きく開かなくてもさっと滑り込ませることができるので、最初のステップとしてはよかったかもしれません。結局これでも食べなかったので、とても効果があったとは言えませんが、言語療法の医師はとてもよいスプーンだと興味深く見ていました。




訓練方法(2ヶ月目):

コップにジュースを入れて飲ませる。姿勢は垂直にたてて座らせて、飲むときもそれをキープ。顔を上に向かせないこと。


コジロウの反応:

哺乳瓶でのトレーニングは順調。口を開いてかんだり舌で遊んだりする。ただし、吸わない。離乳食は調子のいいときはちょっとだけ舌をペロペロしたり本当にわずかだけど飲み込んでいる。しかしほぼ全てブーッと出してしまう。
コップから飲むジュースは嫌がって一切飲まない。


生後7ヶ月半頃に最初の歯が生えてくる。

訓練はうまくいかず。ネットで同じように嚥下障害を起こしている子に、食べる前に口をマッサージしたら効果があったという記事を読んだので試してみたが、一時的なものであまり効果はありませんでした。
哺乳瓶に対しては口をあけてよく動かすが、すぐに飽きる。スプーンも指も近づけただけで口を閉じて、ブーッとされる。唇に置いたものは同じようにブーッ。口の中まで入れたらなんとか出さずに飲み込んでいるようだけど、とにかく本人のやる気がまるで感じられない。
この頃には頑なに口を閉ざして一切飲食物を受け付けてくれなくなっていました。


思えばこの頃が一番辛かったと思います。
医師は数ヵ月後には食べられるようになると言いますが、とても信じがたかったです。私から見ると、少々強引でも口に入れてしまえば飲めるのに、やる気がないだけに思えました。しかしそれは次のような理由があったからだと思われます。

コジロウはまだ食べたり飲んだりすれば空腹が満たされるという図式が出来ていないらしい。だから哺乳瓶はおもちゃと一緒で、最初興味を持って口を開けるが、一度口でかんでわかってしまえばもういらない。なので2回目からは口を閉じてしまう。
スプーンは自分で持たせれば口に入れるが、これもおもちゃと一緒だから。大人がスプーンを近づけても食べなければならないという事がわからない。だからものすごく拒否するわけではないが、何をしていいかわからないので真顔で口を開けない。
それに加え、誤飲をしたりするのがトラウマになっているから、口に物を入れたくなくてブーッとしてしまうのだと思う。

子供によっては何度も繰り返し見て「よし、できる!」と思った時に真似する子もいるので、出来るだけ家族の食事風景を見せること。
味は関係ないと思われるが、いろいろ試して興味があるものを探ること。
自分で握ったものを口に持っていくなら試しにバナナを持たせてみること、などを指導されました。



このままほとんど何も進歩が無いまま3ヶ月目(生後8ヶ月)に突入していきます。



★は~、長かった。すみません。次回はもっと短め記事を書きますね★
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コメント

息もつかずに読んでしまいました。
大変な苦労をされたのが伝わってきましたよ。

我が息子は飲むのは普通(少量)でしたが、ほとんど毎回吐いてしまいました。
核家族で親戚が全くいなかったので、どうして良いのか途方に暮れる日々でした。
だから うおこさんの気持ちが痛いほどわかります。

しかし、次回は「食べた!」の感動の瞬間だと思うのでワクワクしています。

>ブチャ猫さん

長い記事を読んでいただきありがとうございます。
自分の記録がてら書き綴っていますので、ついつい長くなってしまいまして・・・。

ブチャ猫さんは経験豊富で相談できるような方が近くにいらっしゃらなかったんですね。先が見えない、というのは本当に不安になるものです。
特に親としてはなによりしっかり飲んで食べてもらうこと、が重要ですから。
コジロウが食べられるようになるまでの道のりはまだ長いですが、最後は嬉しい報告ができますよ。ご期待ください!

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