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哀しき母乳卒業-1

コジロウは生後8ヶ月を迎えたところで母乳を卒業しました。それまで市販のミルクと母乳の混合でやっていましたが、今は完全にミルクのみです。

このように書くと、「あ、そう。粉ミルクだけで育てている人もたくさんいるものね。一般的にあることよ。」と思われるかもしれません。が、これは私には哀しい切り替えとなりました。



本当はもっともっと母乳をあげたかった。
もしもコジロウが望むのならば、欲しがる限り、私から母乳が出続ける限りあげたかった。



生後6ヶ月を迎えた頃、何人かのドクターや普段コジロウをお世話してくれているヘルパーさんに「いつまで母乳を続けるのか?」と質問されました。

それは単なる問いかけであって、決して私に卒乳を促すものではなかったと思う。
けれど、私には辛い言葉でした。


母乳で育てるにはメリット・デメリットがあり、その推奨期間にもさまざまな考え方がありますが、栄養学的には半年も与えれば十分であるというのがドイツでは一般的なようです。半年過ぎたら粉ミルクに切り替えていく母親も多いとのこと。
こうすることで母親は赤ちゃんに拘束されることが減り、自分の時間を持てるようになります。ベビーシッターの体制が日本よりも充実している社会性も関係しているかと思います。

こうした背景もあってか、コジロウが通っている言語療法士の先生も卒乳について触れたことがありました。

「あなたは今までよくやってきた。母乳の代わりになるものは他にもあるし、止めることでストレスや負担を減らすことができる」と。



実際、ミルクを用意する作業はとても大変でした。
私は昼間も深夜も時間に関係なく4時間おきに搾乳機で母乳を取ります。終わったらポンプやチューブの洗浄。これで20~30分かかります。
コジロウのミルクの時間がこれも4時間おき。ゆっくりと時間をかけて与えなければ腹痛を引き起こしたり嘔吐を繰り返すのでミルクを与えている時間だけで1時間。
終われば哺乳瓶の煮沸消毒。
ミルクをあげる、というだけで2時間近くかかってしまうのです。

そしてコジロウは通常の赤ちゃんより多くのカロリーを必要としていたため、母乳だけでは足りませんでした。そこで市販のミルク(購入には小児科医の処方箋が必要)と母乳を1回ずつ交互に与えることになりました。さらに母乳にはよりカロリーを高めるための粉(詳細は省きます)を2種類とオイルを混ぜます。ミルクのたびに軽量スプーンでそれらを配合。


ミルクの時間を授乳だけで終わらせることができたら、どれほど楽なことか。自分さえいればいつでも、どこでも、何の準備も後片付けも必要ない。
長男のコタロウを卒乳まで完全母乳(授乳のみ)で育てたので、授乳できないことの大変さをより痛感しました。

搾乳してミルクをあげて、オムツを替えて、ちょっと家事をしたらまたすぐに搾乳の時間がやってくる。夫に手伝ってもらったとしても私の睡眠時間は平均4時間だったし、当然長時間の外出なんてあり得ない、私の全ての時間は搾乳とミルクの時間で支配されていました。

だから、その母乳をやめてしまえば「搾乳」という作業がなくなる。このことは私に多大なる自由を与えてくれる。



でも、でもね、それでも私は母乳を続けたかった。

だって、もしも一度やめてしまったら、もう母乳は出なくなってしまう。
それはもう二度とコジロウに直接オッパイから母乳を飲ませることができないことを意味していたから。

もう一度、コジロウをこの腕に抱いてオッパイを飲ませたい。
そしてこの腕の中で安らかに眠りについてほしい。


その想いだけでこれまで頑張ってきたのに。
それはきっと母にしか理解し得ない想いで、私の夢でもあり、それが実現するということはコジロウの病気が良くなるという希望でもあった。

それが潰えてしまうのだろうか。
そう思うと哀しくて、せつなくて、この頃の私はどうにもならない思いを抱え込んでいました。



長くなったので続きは次回に。



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コメント

ちょっと切ない卒乳のお話!人にはそれぞれ本当に事情が有りますね。
うおこさんのこの腕に抱いておっぱい飲んで貰う事が希望なんだってわかる気がします。
でも、うおこさんも限界になりますよ~~
ちょっと休憩を頂きながら発想を換えて他の方法でも、コジロウくんの健康を祈ること出来るのを見つけましょう!
ひとつの方向だけ向くと行き詰まりますよ。

少し休憩して下さい。

追伸 うおこさん!あなたは本当に頑張って来ましたよ。エライエライ!!

>美遊さん

振り返ると当時はやはり辛かったですが、今は自分の時間も持てて快適育児ライフです♪
自分で言うのもなんですが、自分、頑張りました。山を乗り切った!って感じです。
他の方にそう言ってもらえるのも嬉しいです。励みになりま~す。

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