フォト

編みぐるみ作品

  • 28 顔デカ ダックスフント
    手づくりの編みぐるみ作品を販売しています。 作品はオーダーメイドです。 作品参考例をご覧下さい。 ご注文、質問等はメールにて。 このブログのコメント欄にメールアドレスをご記入ください。 折り返しご連絡を差し上げます。
無料ブログはココログ

« 婚約指輪をひっぱりだして・・・ | トップページ | うおこの入院生活記-「転院・集中治療室へ」2 »

うおこの入院生活記-「転院・集中治療室へ」1

コジロウ誕生の翌日。
幸せな朝を迎えていた私にとって、それは
青天の霹靂とも言うべき出来事でした。


思えば昨晩からミルクをあまり飲んでくれなくて、様子がおかしかったのかもしれない。
眠りも浅く、寝てもすぐに泣いて目覚めるので私はほとんど眠れなかった。
(ドイツでは赤ちゃんに問題がなければ、基本的に出産日から母子同室。)
でも朝方は良く寝ていたし、そういうタイプの子なのかもと思い、あまり心配はしていなかった。

どうして気付いてあげられなかったのだろう。
隣で苦しんでいたのかもしれないのに。


朝私が目覚めたとき、コジロウはまだ眠っていた。
「おはよう、コジロウ」
初めての、おはようの挨拶。

コタロウのときより下膨れの丸顔かなぁ。むむむ・・・将来ここからハゲるのでは・・・と、髪型チェック。その顔にそっとキスをして、きゅっと握られた小さな手に触れる。

やわらかーい、いい匂―い!
あなたの人生の半分くらいはママと一緒よ。どうぞよろしくね。


私が朝食をとっている間に、コジロウは体重測定などの検査をするため看護婦さんに連れられていった。
そして、食事から戻ると、様子が少しおかしいので保育器に入れて様子を見る事が告げられた。

しばらくして別室に移され、何かを測定する機械につながれた。
ドクターが呼ばれ、コジロウを診る。
ここの病院には小児科はない。必要ならば小児科のある別の病院で検査を受けることになるかもしれないとのこと。


11:00 ドクターの判断により、小児科併設の病院(以下、A病院)行きが決定した。
夫に今すぐ病院に来てもらうよう電話をする。


ドイツ語が、わからない。
コジロウの様子から、看護婦さんの説明してくれることはなんとなくわかる。でも、何故そうなの?ドクターは何をもってそう判断したの?と、確かめたいことが聞けない。
電話口で夫へ説明するも、なんだか要領を得ない。

夫はコタロウを連れて慌てて駆けつけてくれたが、一足先にコジロウは救急車に乗せられて行ってしまった。


A病院と私が出産した病院は目と鼻の先にあり、お迎えのスタッフが3名来た。
腕に計測用の管をつけられたままのコジロウが布で厳重にくるまれてその中へ。
その前に、コジロウを抱っこした看護婦さんがコジロウに言葉をかけた。「じゃあ、ママにお別れして」って。

お別れって・・・え、ちょっと待って。今生のお別れ・・なんて言葉が頭をかすめる。
私の方へコジロウを差し出してくれたけれど抱くことは出来なかったので、ほっぺたに軽くキスをしただけ・・・コジロウに何か言わなきゃと思ったけれど、なんて声をかけたか覚えていない。

何をどうすることもできなくて、ストレッチャーで運ばれていくコジロウをただただ見ていただけ。
病院の廊下に、ひとり突っ立っていただけ。
遠巻きに様子を眺めている他の入院者となにも変わらず。
コジロウを追いかけていってせめて救急車に乗るところまで見送るべきなのか、行ったって邪魔なんだからここでお別れすべきなのかすらわからない。
看護婦さんも誰も私に声をかけてくれなかったし、ここで私が取り乱してはいけないという思いもあって泣きたいのを必死にこらえて、ただ、黙って、わが子を見送った。


1人で病室に戻ったとき、涙が。
それから3分も経たないうちに夫がかけつけた。

「今行ったとこ」。たったそれだけ報告するのに夫に顔を見せられなかった。


病室には私のベッドと、その横に空になったベビーベッドがあった。
夫とともに病室に来たコタロウは、無邪気に「あれー、Baby居ないねぇ」なんて言っている。
前日にベビーベッドで眠る弟を見て、嬉しそうに触ったり写真を撮ったりしていたから、病院に来れば赤ちゃんに会えると思ったのだろう。


コジロウ ハ 、 “ドナドナ” デシタヨ・・・。



長くなったので本日はここまで。続きは次回。



★ちょっと暗い入院生活記、応援お願いいたします★
↓ ↓ ↓

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村

« 婚約指輪をひっぱりだして・・・ | トップページ | うおこの入院生活記-「転院・集中治療室へ」2 »

コメント

その後の経緯は、ずっと気がかりで。
忙しさにメール気づくの遅れたのも後悔で。
なんでうおこのBebyなのさと、神らしき者を恨んでみたり。

うおこ、コタ&コジローの「一笑いっぱい」を願ってるよ。

>imaちゃん

そうそう、他の方からのコメントにも書いたんだけど、「一勝一敗」と同時に「一笑いっぱい」もいい言葉だなぁって思ってたの。

暗い内容になってしまうけれど、備忘録としてこの入院生活の話を書き留めます。ここでは辛い事書いているけど今は大丈夫よ、心配しないでね~。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 婚約指輪をひっぱりだして・・・ | トップページ | うおこの入院生活記-「転院・集中治療室へ」2 »