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うおこの入院生活記-「転院・集中治療室へ」2

産まれた翌日に出産した病院から小児科併設のA病院へ、検査をしに救急車で搬送されてしまったコジロウ。
数時間後に、検査結果を聞きに夫と通訳者とともに向かいました。
(夫は英語は話せますがドイツ語は難しいですし、ましてや医学用語など、無理無理。)


ドクター曰く、

「特定不明の菌におかされている。原因は要素がいっぱいありすぎてわからない。1週間から10日の入院が必要。」


はい、集中治療室への入院決定です。

モニターでの入室チェック(看護婦さんがOK出さないと入室できませぬ~)→手洗い→殺菌の作業を経て集中治療室のわが子に面会。

ドクター:「特にお母さん、とにかくどうか赤ちゃんの姿にショックを受けないでくださいね。」


予想はしていたものの、見ていられない姿でした。

テレビドラマとかで患者さんが様々なチューブを身体に取り付けられて、いわゆる管で巻かれているのありますでしょ?まさにあれです、アレ。

頭上には心拍数、血圧、脈拍などの測定機、点滴、薬を自動注入する機械などさまざまな医療機器とモニターが設置されている。そこから伸びる管が小さな身体を這うように覆う。
それらの管が絡まないように顔や身体に固定するため、顔には絆創膏色のテープが貼られ、頭には白い帽子が被せられている(帽子に管を通す穴あり)。それがまた白い包帯を巻かれているようにも見える。
これらで覆われてしまってコジロウの小さい顔はもう見えない。
踵から採血して血がにじんでいる。


涙が溢れてきた。


神様、神様、どうかコジロウをお守りください!!

手を合わせてそう思うしかなかった。


今朝、私をみつめてくれたコジロウは、薬によって眠ったまま目を開けない。

この小さな生命を守る義務が私にはあるのに、なす術がない。

生まれてすぐに菌と薬づけにされるなんて。

本来ならば、悪い病気から身を守る、免疫と栄養たっぷりの母乳を飲むはずだったのに。

それでいのちを維持するはずだったのに。

今コジロウのいのちを左右しているのは、“薬”なのだ。



私は母乳育児を決めていたので3時間おきにミルクを搾乳しなければならない。
それもあるので出産した病院を退院し、こちらのA病院にコジロウの付き添い入院という形で転院することになりました。

ドイツでは通常、出産後3日で退院するのだけど、翌日の退院ってどうなのよ・・・。


坐骨神経痛によるお尻の痛みを引きずってあちこち歩きまわったのと、今日1日ベッドに全く身体を横にすることができなかったのがあいまって、夜に限界に達しました。
陣痛にも似た腹痛に襲われ、耐え切れずに自宅にコタロウと戻っていた夫にTEL。電話にでた夫は、私の苦しそうな泣き声を聞いて、最悪の事態を想像したらしいです。
す、すみません・・・。

あまりに痛くて我慢できなかったので、ナースコールを押す。
でもここは小児科であって、私は単なる「子供に付き添って寝泊りしているママ」であり、もはや患者ではない。
本当なら私が血圧測定してもらったり、手厚い看護を受けているはずの立場なのに。

呼ばれて来た看護婦さんもそんな私の事情は知らないものだから、いきなり大の大人がベッドでもがきながらたどたどしいドイツ語で

「腹が痛い~~~~~」

って叫ばれてもねぇ・・・。

私が寝泊りした部屋は小児科病棟の端っこにありましたが、「集中治療室に子供が入室している親」は微妙に区分が違うようでした。
まず集中治療室の看護婦さんへ連絡してもらい、そこから産婦人科に連絡してくれたようです。
なんでもいいから、早く、痛み止めをおくれやす~~~~っ。

薬は30分ほどで効き、痛みはなくなりました。
夜中に治療室へ様子を見に行ってみると、次々と測定数値の異常で警告ランプが点滅したり音が鳴る。コジロウの口からはあぶくが溢れる。

なんだかもう、私が倒れそうだった。

昨日の夜は誕生の喜びで幸せに満ちていたのに。
長い1日だった。疲れた。
夫も精神的に余裕がなくて、無邪気なコタロウについキツクあたってしまったようだ。
(ママが入院することを嫌がってぐずったり、言うことをきかなかったりしたので・・・)

夫とは、明日挽回しよう、お互い元気を出そうと電話で連絡を取り合って寝た。
でも私はあまり眠れなかった。
1人になると涙が出て、まずは自分がしっかりしなくてはと思いつつ、泣きはらした目で翌日を迎えた。



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コメント

無事退院してみんな一緒ってわかっていても・・・
涙無しでは読めませんでした。
こんな風に書けるっていうことは、もう大丈夫っていうことよね。

日本語での説明だって、医療のことは難しいのに・・・
出産直後の身にはきつかったでしょうね。
でも、それを乗り越えたうおこさん、凄いです。
”母は強し”って本当ですね。
そんな中でも、コタロウ君に辛く当たったことをその日のうちにご主人と
”明日挽回しよう!”って話し合えるなんて、素晴らしいです。

本当に、心から、
”うおこさん一家に幸多かれ!”って祈りました。
そうは言っても産後の身、くれぐれも無理しないで下さいね。
なんだか、母(うおこさんの、ね)のような気持ちです。

「挽回しよう」素敵な言葉だから何度も反復・・。
子育てしていると、何度も遭遇する感情コントロールの難しさ。
母になったからって、母らしくなんてなれないもん。失敗や不安や葛藤や・・

「一笑一敗(失敗)」が、この先何度あるとしても。
自分が乱れるほどに愛する家族が在るのはとても幸せと思えるよ。

日記に筆せるまで相当大変だったろうに、何も出来なくて。
せめて、見守るし自分も真面目に頑張るから、やっぱり神様らしき者へ
うおこファミリーの平穏を祈ってます!

驚くほど、自分の時と状況が似ていて驚きました。上の娘も生れた時は色々あったから、いろんなものにつながれてる状況とか、薬で眠ってるとか、搾乳してたとか、産後すぐに小児科で添い寝とか…「わかる!」と思わず言ってました。
産後は体力的にも精神的にも通常じゃないところにいるから、とにかくきついのよね~…。

>saiko3さん

確かにあの日々は精神的にも肉体的にも辛い日々でした。
今は寝不足なので大変ですが、幸せです。
もう、うおこ家に涙はありません!

>imaちゃん

神を信じるかと言われると、うーん・・・な私だけど、もしも存在するならばどうか私の思いを聞いてください~っていう感じで祈りをささげた日々っだったね。
今もそう。
同じく母らしくなりきれない自分だけど、子供たちに何をしてあげられるか、模索しながら頑張るよ。

>miwamamaちゃん

あれー、上の子ちゃん、出産時になにかあったんだったっけ・・。
お互い大変だったねぇ。
そうなってみて初めて健康であることのありがたみがわかるよね。
お互いの子供たちの健やかな成長を祈るべし!

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