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ハニムーンは南の島へ⑤

シリーズでお届けするトホホ新婚旅行。本日最終回。過去の記事はこちら
●『大西洋のリゾート地・カナリア諸島に初上陸』
●『テネリフェ島の姿』
●『テネリフェ島の街を巡る』
●『50%バカンス』



『大いなるテイデ山。そして帰国。』



テネリフェ島のメイン観光スポットであるテイデ山に向かった。
標高3718m。富士山と同じくらい。
テネリフェ島それ自体が地球で第三位の規模を持つ火山島であること、テイデ山とその周辺の「テイデ国立公園」は2007年にユネスコの世界遺産に登録されていること。
そしてテイデという名前の由来はグアンチェ族の言葉で「地獄」からきていること。

これらは全て帰国してから知ったことだ。
だからこの山に対してなんの先入観もなく無垢な気持ちでいた私に、山が見せてくれた光景は驚きの一言に尽きる。ただただ、ひたすら感動。


1











頂上へと向かう道路を作るために砕かれたと思われる岩が、痛々しい姿を晒している。
その激しい岩肌とは対照的に路面は非常に整備されており、とても走りやすかった。それがかえって「この先いったいどこへ向かうのだろう・・・」という不思議な感覚をもたらす。


2











むき出しになった岩には、枯れた松の葉がぎっしりと降り積もっている。岩が茶色いのではない。そう見えるのは松の葉で覆われているからだ。
その松の幹は焦げたように黒い。火山で燃えたのだろうか。

下界では海に入れる気温とはいえ、ここはかなりひんやりとしている。
動物の気配もない。
ただ、車から降りると木のいい匂いが漂っていた。


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サハラ砂漠がすぐ近くにある南国の島とも思えない。こんな大地にも松は生えているんだな。
世界中のあらゆる地域に居ると言われる某民族と松とでは、どちらの分布範囲が広いのか?などとくだらない事を思いつつ・・・。


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溶岩(?)の向こうにテイデ山を望む。



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西部劇とか、アメリカの映画の世界のようだ。


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「女王の靴」と言われる奇岩。
ハイヒールの形になっているのがわかるだろうか?


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雨が降り、風が強くなってきた。
強風の中、この岩はいつからここに存在しているのか。


目指す頂上へは、標高2300mまでは車で行くことが出来る。その先はロープウェイで3500mまで行き、残りの200mを自力で登るのだそうだ。それには登山許可も申請しなければならないとか。


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期待を込めてロープウェイ乗り場に行った、が・・・
がひょーん・・・!!

強風のため終日運休。
大いなる山は私たちにとって永遠に未知の山となってしまった。



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仕方なく引き返し、来た時とは反対側の道を通って山を下ることにした。
すると、突然これまでとはまったく違う景色が飛び込んできて、慌てて車を停める。

なにこれ、砂漠????
なだらかな斜面一帯が直径1cmほどの細かい石で覆われており、どこまでも続いているのだ。
どうしてこんな変化が起きたのだろうか。グリーンがかった部分と錆付いたような赤茶色の石の層がグラデーションを作っている。


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私は大興奮して両手を広げて「わーっ わーっ スゴイ~!」と叫びながらその上を走り回った。
(強風が私の声なんてかき消してくれるし、他の観光客も興奮ぎみだからちっとも恥ずかしくない。)

石は軽石のように軽い。走れば人の重みで沈み、サクサクと音をたてる。
さんざん地面に足跡を付けて、その場を後にした。


10











その後も次々と違った表情の景色が表れ、私は興奮しきり。
「こんな景色見たことない」が、テネリフェ島に来た時からの口癖になっていたが、その極みはテイデ山にあった。
まさに七変化の山。
もしも天気が良くて頂上に登っていたとしたら、どんな風景が広がっていたのだろうか。


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霧雨の中、車は九十九折りの道を下る。
真っ白な雲海。
やがて車も霧に包まれ、視界が・・・というより、私の頭の中が白くなり始めた。
こんなに綺麗な景色を見た後でなんですが、車に酔ってしまったらしい。
風邪ひいてたし、標高差で気圧の変化もあっただろうし、なによりバカみたいに興奮しすぎたし。
車を停めるスペースもない、はるかに続く蛇の道。
いや、「ドラゴンボール」の龍の道・・・。

もうダメ。
うっ×××××××××・・・・・。

結局こうなるのね。
さっき食べたバナナをもう少しでもう一度見ることになってしまうところだった。
涙ぽろぽろこぼしながら顔を上げた私を見て、旦那さまが驚いて言った言葉。
「わっ、10歳老けたみたい・・・」

顔は青ざめ、一気に目の下に濃~いクマができていたのだ。
はぁー・・・確かに。鏡を見て自分でもそう思う。
トホホ・・・。


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そんなトホホ新婚旅行も後になれば笑いのネタ。
帰国の途につきながら、波乱万丈の1週間を思い返してみる。
うんうん、最高。ご飯以外は満足、満足。
(旦那さまにとっては心配かけ通しの重たい日々だったかもしれないけど・・・ゴメンネ)


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夜も更けてあと1時間ほどで着陸するという頃。
大きな煌きが目に飛び込んできた。
宝石を散りばめたような・・・としか形容できないほどのまばゆい光。まるで銀河系を見ているようだ。その中でニョキっとそびえ立つあの塔は、もしや・・・


14












「翼よ、あれが巴里の灯だ!」(←古い?)
未だ見ぬ憧れの地、フランス・・・。

これはきっとギフトだ。新婚旅行の最後に、とっておきの光景を。
忘れえぬ思い出と共に、その輝きも瞳に映しこんで。

↑ぷっ クサイ。


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コメント

地球規模の景色だね。
地球は生きているんだって感じだね。

しかしキミはもう‥後で笑いネタ付きない新婚旅行だね。
(そうかぁ、新婚旅行は生涯一度だもんな‥)
(それをしたことない自分がちと寂しい

最後の地球の宝石でしめくくり感いっぱいだね。
お疲れ様!‥旦那さん

こちらで記事を見てから
ぼへぇーっとテレビを何気なくつけましたら・・
いきなりNHKでカナリア諸島、テネリフェ島の特集をやってたのです。
おぉ~。これはまさにシンクロというやつですね~♪
うおこさんの写真と同じカラフルな町並み。
ほんとに素敵なところでした^^

>yummycoちゃん

新婚旅行はもう過ぎてしまったけれど、結婚10周年旅行とか、なにか行ってきては?
(旦那様忙しいとは思うけれど…)

帰りの空はすごい晴れてたから、飛行機からエッフェル塔が見えたよ。すごい感動。
わかる?最後の写真で一番光ってる三角形の形。飛行経路や時間から考えても、たぶんあれはエッフェル塔だったと思う!

>naominさん

あ、その情報、聞きました!
偶然でしたね~。どこの街を特集していたのかなぁ。
テネリフェはものすごく異国情緒に浸れる所でした

いい思い出?になった新婚旅行だったんじゃないですか?
日本人が普通には行かないような場所に行けているだけで十分満足していいのではないでしょうか?
色々な建物や海、火山なんかは私も見たいですよ。
その1片だけでも写真で見せてもらえて少しだけでも知識にさせてもらいます!
自分の新婚旅行もちょっと思い出しました・・・

>ichiroさん

ichiroさんの新婚旅行はどちらへ?

体調が万全だったらもっと充実していたけれど、旅行自体は非常に楽しかったですよ。
アジア人に会ったのは現地に住んでいる中国やインド系の人のみで、観光客ではアジア人に会いませんでした。
本当に遠い異国ですよね。

私の新婚旅行はオーストラリアです。
私がどーしても行ってみたい国だったので、ほぼムりやり(笑)
でも、島に行きたいというかみさんの要望と折半してケアンズ周辺に行きました。
バンジージャンプはその時にしてきたのですが、かみさんに、新婚旅行で未亡人はヤだよ・・と言われました(笑)思い出が蘇ります・・

>ichiroさん

オーストラリア!いいですねぇ。
バンジージャンプ経験はここで、でしたか。
確かに、新婚旅行で未亡人は…何も問題なかったので今は笑えますが

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